こだわり

澤藤園ではトマト、スイートコーン、枝豆、人参、ブロッコリー、ネギ、里芋など年間20品目以上の野菜を生産しています。

野菜は品目によって生育中の窒素、リン酸、カリウム等の要求量が異なります。健康で美味しい野菜が育つには、品目ごとの各栄養素の過不足のない適切な施肥、そして栄養や水分を吸収する重要な器官である根を発達させる事が重要であると当園では考えております。

そこで、当園では経験や勘だけに頼る施肥ではなく、野菜の品目ごとに正確な計算に基づいた施肥を実施する事に加え、発根を促す枯草菌(枯草菌の1種に納豆菌があります)配合肥料も使用する事により、高品質な野菜を生産しております。

また、食味に優れているだけでなく、機能性成分(生体調節機能、すなわち人の体調を良くすると考えられている機能を持つ栄養成分)の含有量が高いとされている品目、品種の野菜に拘り、多数取り扱っております。というのも、私は就農前に製薬会社に勤めていたのですが、その経験から、病気になってから薬で治すよりも、日頃から健康を維持することを意識する事こそが重要であり、健康維持の手段の1つとして、食が重要であると考えているからです。

βカロテンやビタミンCなどの野菜の機能性成分は、収穫から時間が経てば経つほど低下するという研究報告もある事から、消費者の皆様のより健康な体づくりの為に、採りたてで新鮮な野菜の提供に拘っております。

澤藤園について

澤藤園の元々の屋号は「綿屋」であり、古くは養蚕を行っていました。その後、絹の代替品としてナイロンが登場するなどの時代の変化に対応するため、養蚕から農業へ転換しました。その初代が澤井藤次郎であり、姓、名から1文字ずつ取り、澤藤園が誕生しました。現在の園主が4代目、その息子でこのホームページを執筆している私が5代目となります。

澤藤園の理念

Mission

日本の安全保障上、非常に危険なレベルとなっている食料自給率を少しでも改善するため、農業が将来子供のなりたい職業人気ランキング上位となっているような、農に対する人々の関心が極めて高くなっている世界を目指します。

Vision

農が持つ魅力を地域の皆様だけでなく未来の農業の担い手にも積極的に発信していきます。

Value

生産者の顔が見える安全、安心な農業を行い、新鮮な野菜を地域の皆様にお届けします。

味だけでなく機能性の高い品目・品種に拘り、地域の皆様の健康的な生活を支えます。

野菜が嫌いなお子様でも食べられるような美味しい野菜の生産を目指します。

統合環境制御の技術を駆使し、生産性を高めることで、より多くの皆様に高品質の野菜をお届けします。

澤藤園 5代目略歴

2006年3月
麻布大学大学院/獣医学研究科/動物応用医科学専攻修了
2006年4月~2013年3月
外資系製薬会社勤務
2013年4月
就農
2014年4月~2015年3月
東京都農林総合研究センター農業技術研修野菜コース受講
2016年4月~2018年3月
フレッシュ&Uターン農業後継者セミナー受講
南部地区ホームプロジェクト発表会にて最優秀賞受賞
2017年4月
東京トマト養液栽培研究会入会
2018年4月~2020年3月
意欲的農業者支援セミナー受講
2018年4月~2019年3月
JA東京青壮年組織協議会理事就任
2019年2月
東京都農業後継者顕彰にて東京都知事賞を受賞し、同顕彰の全受賞者のうち、特に優れた3つの事例の1つに選出される
2019年4月~2020年3月
JA東京青壮年組織協議会副委員長就任
2020年11月
統合環境制御型ハウスを導入し、フルーツトマトの養液栽培を開始
2021年3月
府中市優秀農業後継者受賞
2021年7月
東京トマト養液栽培研究会役員就任
2023年4月
第2回全国ミニトマト選手権にて、最高金賞と金賞をダブル受賞

メディア掲載履歴

2021年4月21日
日本農業新聞
2023年4月13日
財経新聞
2023年4月13日
農林水産.com
2023年4月14日
農業協同組合新聞
2023年5月1日
日本種苗新聞
2023年5月9日
FMラジオ SUZUKI No.1 FACTORY
2023年6月6日
日本農業新聞
2023年7月
たまら・び 悠 2023年夏号 No.17
2023年7月
東京の国保 2023年7 夏 No.673
2023年8月
まいんず 2023.8 Vol.126

講演履歴

2019年12月6日
フレッシュ&Uターン農業後継者セミナー
「MRの経験を活かした我が家の農業経営改革」
「我が家の経営スタイルに合う、より高糖度のスイートコーンを出荷する為の収穫後の保存方法の検討」
2020年10月27日
東京アグリビジネス研究会
「営業マンの経験を活かした我が家の農業経営改革~人の4つのタイプ別アプローチ法、及びSWOT分析による戦略の立案~」
2023年5月17日
東京農サロンNEO
「さわとまと誕生の背景とこれから」
2023年7月20日
東京トマト養液栽培研究会
「なぜトマト養液栽培歴たった2年5カ月で全国ミニトマト選手権において最高金賞と金賞をダブル受賞することが出来たのか」
Back to top